【研究】フィル・スペクターについて フィル・スペクター Phil Spector は’60年代に最も尊敬され影響力の大きかったプロデューサーの一人である。彼は’40年ニューヨーク生れだが、ロス・アンジェルスで育っている。
【研究】ファッツ・ワーラー ワーラーは自分の書いた曲をはしたがねで売ってしまうという気前のよさで有名だったようだ。二、三百ドルとかときには百ドル以下の額で売ってしまったり、フレッチャー・ヘンダーソン Fletcher Henderson にハンバーガーを九個おごってもらい、九曲書いて返したこともあった。
【研究】ピューリタニズムと現代 [Anything Goes]のヴァースの意味は一見難しく見える。これはポーターがピューリタニズム(清教徒信仰)というものをやや批判的に見ているゆえの発言ともとれるし、そうではなく、現代社会とはピューリタニズムなど厭応なく踏みつぶして進んでいくのだという、むしろ社会批判の発言ともとれる。
【研究】ビッグバンドの時代からソロ歌手の時代へ デイヴ・マンはアレンジャーとしてだけでなく、ピアニストとしても多くのレコーディングに参加していて、たとえばフランク・シナトラの[I Fall in Love Too Easily]のソロは彼が弾いている。
【研究】パリの運転事情 以前、テレビでよくある世界中を旅行したり食べ歩きをしたりして、あいだにクイズを挿んでいく番組を見ていたときだった。パリについての問題が出て、①パリの街なかでは人が遺跡を横断すると車は停まって渡り終えるまで待ってくれる、②パリでは車が人に譲歩することはまったくなく、信号のないところでの横断は危険だから絶対にしないこと、そして忘れてしまったがもう一つなにかがあって、計三つの選択肢から正解を選ぶというものだった。
【研究】バート・バカラック バート・バカラック Burt Bacharach (’18-)はミズーリ州カンザス・スィティに生れたが、ニューヨーク市のフォレスト・ヒルズで育ち、フォレスト・ヒルズ高校を’46年に卒業した。父のマークは有名な新聞のコラムニストで、一家はユダヤ系だった。しかし「家族の誰もユダヤ教会には行かなかったし、ユダヤ系であることを気にもしなかった」と、そして「でも周りの子供達は皆カトリックで、僕がユダヤ系であることは周囲の誰にも知られたくなかった」と彼は自伝に書いている。
【研究】ハーブ・ジェフリーズ ハーブ・ジェフリーズは歌手で役者、監督、作家、作曲家でもあった。父がイタリー系と黒人の血が入っていたらしく、彼も青い目と茶色の毛とやや黒っぽい肌で、なに人と言いがたいような容貌だった。一時期黒人向けの映画や芝居、そしてジャズ歌手として売りたかったこともあり、顔の黒さを濃く見せる化粧をしていたという。
【研究】ハロルド・アーレン ハロルド・アーレン Harold Arlen (’05-’86)はニューヨーク州バッファロウでユダヤ人キャンターの子として生れた。双子だったが重い兄の方は翌日亡くなり、2キロ弱の軽い方の彼は生きのびた。キャンターは教会の歌い手でその子は歌がうまく歌手か音楽家になる者が多く、アル・ジョルスンはその典型だが、彼もその例にもれず早くから音楽的才能を見せていった。
【研究】ニール・ヘフティ ニール・ヘフティ(’22–2008)はネブラスカ州ヘイスティングスで貧しい家に生まれた。家は祝日の時などの慈善援助に頼るほどだった。10歳のときクリスマス・プレゼントにトランペットをもらい、翌年には学校でトランペットを吹き始め、高校では夏休みに地方のバンドに入ってバイト代を稼ぎ生活費に当てたりした。
【研究】ニューオルリンズとジャズの楽器について ニューオルリンズは、1698年から探検をはじめていたフランス軍のアイバーヴィルとビアンヴィルの兄弟が率いる遠征部隊が、1718年に築いたものだという。北にはポンチャートレイン Pontchartrain 湖があり、街のなかにはミスィスィッピィ川がはしり、軍事的には重要な場所と考えられたが、土地が海水位と同じかそれ以下と低くつねに水害に悩まされてきた。