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[Call Me Irresponsible]Call Me Irresponsible

もとはフレッド・アステア主演でつくられることになっていた’55年の映画『Papa’s Delicate Condition』のためにカーン/ヴァン・ヒューゼン組が書いた曲だが、これは実現せず、’63年にジャッキー・グリースン Jackie Gleason 主演で同題名でつくられ、グリースンがそのなかで歌った。

[Bye Bye Blues]Bye Bye Blues

ハム、ベネット、ロウン、グレイの四人の作になる’30年の曲で、映画、ミュージカルとは関係ない。これはチャールズ・F・ラミス Charles F. Lummis 作詞、ジェイムズ・H・ロジャーズ James H. Rogers 作曲の’12年の曲[The Star]に基づいて書かれたと《歌曲大辞典》にはあるが、その曲についても、そしてどこがどう基づいて書かれたのかについても調べえなかった。

[Bye Bye Blackbird]Bye Bye Blackbird

この曲は映画やミュージカルとは関係なく作られたが、ゆっくり静かにヒット曲としての道を歩んできたと言えそうだ。その原因はもしかしたらこの歌の単純でいてなにか深い意味が隠されているような、つまりその真意が捉えにくいような意味にあるのかもしれない。ヴァースのなかのブラック・バードとブルー・バードとの対比からは、前者は悪いものを後者は善いものを象徴しているらしいと判る。