Standard」カテゴリーアーカイブ

[Cherry]Cherry

ドン・レッドマンの’28年の作品で、最初に録音したのはマッキニィズ・コットン・ピッカーズだった。作詞は最初はレッドマン自身がやったらしいが、ナット・シャピーロ編集《Popular music: volume 5 1920-1929》には’41年版はレッドマンとS・K・ラッセルにより、さらに’43年版はアーヴィン・ドレイクとマーティ・テニィ Marty Tenney により、’44年版はレイ・ギルバートによると書かれている。

[Charmaine]Charmaine

映画初期の主題歌として成功した曲で、ルー・ポラック作詞、アーノウ・ラペー作曲による1926年の作品だ。それはエドマンド・ロウ、ヴィクター・マクラグレン主演のサイレント映画『What Price Glory?』(Fox) で、無声映画ゆえに音は入っていないが、ポラックとラペーはこの映画の主題歌として書いたのだ。

[Charade]Charade

ヘンリー・マンスィーニの曲でジョニー・マーサーが歌詞をつけた、1963年の同名の映画『Charade』の主題歌である。オードリー・ヘプバーンとケイリィ・グラントが主演し、当時アンディ・ウィリアムズ、ジャック・ジョーンズや、マンスィーニ自身のレコードも出されてこの曲は大きくヒットした。

[Change Partners]Change Partners

アーヴィング・バーリンが1938年のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャーズ主演のRKO映画『Carefree』のために書いた曲である。彼はその前年の’37年(バーグリーン書には’38年とあるがたぶん誤りだろう)の1月に、奥さんと転調できるピアノを車の後ろに牽引して、避寒地のアリゾナ州フェニックスにでかけていった。