[On a Clear Day (You Can See Forever)]On a Clear Day (You Can See Forever) これはアラン・J・ラーナー作詞、バートン・レイン作曲で1965年10月17日に開幕したミュージカル【On a Clear Day You Can See Forever】に使われた曲だ。翌年ラーナーの書いた脚本とともに楽譜が出版されたので、そのせいでクレディットが’66年になっているようだ。
[Nature Boy]Nature Boy これはイーデン・アーベズという素人のソングライターが書いた曲で、’48年にナット・キング・コールが歌って大きなヒットとなった。それは’47年6月にナット・コールがロサンジェルスで仕事をしているときだったが、ある日、長髪で顎髭をのばした男が訪ねてきた。
[My Shining Hour]My Shining Hour これはジョニー・マーサー作詞、ハロルド・アーレン作曲でつくられ、1943年のミュージカル映画『The Sky’s the Limit』(RKO)に使われた曲だ。そのなかではフレッド・アステアが歌った。
[Moonlight in Vermont]Moonlight in Vermont これはジョン・ブラックバーンとカール・スースドーフの二人による作品で、1944年の曲だ。もともとは電力会社のCMソングとしてつくられたと聞いたことがあるが、それを示す確実な資料は得られなかった。
[Ma, He’s Making Eyes at Me]Ma, He’s Making Eyes at Me これは作詞のスィドニィ・クレアと作曲のコン・コンラッドがエディ・キャンターのために書いたもので、1921年のミュージカル【The Midnight Rounders】でキャンターが歌った。以後明るく天真爛漫な雰囲気のこの曲はキャンターの看板代りの一曲として番組やショウで欠かせないレパートリィになった。
[Let’s Call the Whole Thing Off]Let’s Call the Whole Thing Off これはガーシュウィン兄弟の作品で、1937年のミュージカル映画『Shall We Dance 』(RKO)に使われた曲である。そのなかではフレッド・アステアとジンジャー・ロジャーズがこれを歌い、またあわせてローラースケイトで踊った。
[Joint Is Jumpin’, The]The Joint Is Jumpin’ これはファッツ・ワーラーの有名な曲で、アンディ・ラザフとJ・C・ジョンソンが作詞した。クレディットでは1938年になっているが、ワーラーの自作自演のレコードが’37年の11月13日にヴィクターから出て、1週だけ17位にランクされている。
[I Wish I Knew]I Wish I Knew これはマック・ゴードンとハリー・ウォレンの作で1945年のミュージカル映画『Billy Rose’s Diamond Horseshoe』(20th Century-Fox)に使われた曲だ。この映画にはベティ・グレイヴルとディック・ヘイムズが主演し、二人がこの曲をデュエットで歌った。
[I Was Doing All Right]I Was Doing All Right この曲はジョージ・ガーシュウィンの遺作となった五曲のうちの一つで、兄のアイラ・ガーシュウィンが作詞して、1938年のミュージカル映画『Goldwyn Follies』(United Artists)に使われた。そのなかではエラ・ロウガン Ella Logan がこれを歌った。
[I’ve Never Been in Love Before]I’ve Never Been in Love Before この曲はフランク・レッサーの作詞・作曲で、1950年のミュージカル【Guys and Dolls】に挿入された。そのなかではロバート・アルダとイザベル・ビグリー Isabel Bigley が歌った。