[I Surrender, Dear]I Surrender, Dear ゴードン・クリフォードとハリー・バリスが’31年に書いた曲で、ビング・クロズビィが歌ってヒットした。またこれはケイト・スミス、ガイ・ロンバードもレコードを出して成功している。
[I Should Care]I Should Care サミー・カーン、アクセル・ストーダール、ポール・ウェストンの三人が’44年につくった曲で、翌年のMGM映画『Thrill of a Romance』に挿入使用された。
[I Remember You]I Remember You これはジョニー・マーサーとヴィクター・シャーツィンガーが1942年に書いた曲で、同年のミュージカル映画『The Fleet’s In』(Paramount)に使われた。
[I Only Have Eyes for You]I Only Have Eyes for You これはアル・デュビンとハリー・ウォレンが書いた曲で、1934年のミュージカル映画『Dames』(First National)に使われた。そのなかではディック・パウエルとルビィ・キーラーがこれを歌った。
[I May Be Wrong (But I Think You’re Wonderful)]I May Be Wrong (But I Think You’re Wonderful) ハリー・ラスキンが作詞し、ヘンリー・サリヴァンが作曲して、1929年のレヴュー【Murray Anderson’s Almanac】に使われた曲である。そのなかでは、トリクスィ・フリギャンザ Trixie Friganza とジミー・セイヴォがこの曲を歌った。
[I Loves You, Porgy]I Loves You, Porgy ジョージとアイラのガーシュウィン兄弟とデュボウス・ヘイワードがつくったフォーク・オペラ【Porgy and Bess】のなかの曲で、’35年の作品だ。なかではオーディションで選ばれた無名のトッド・ダンカン Todd Duncan、アン・ブラウン Anne Brown らがこれを歌った。
[I Love You]I Love You ’44年1月に開演したミュージカル【Mexican Hayride】にコール・ポーターが書いた曲で、そこではウィルバー・エヴァンズ Wilber Evans が歌った。
[I Love Paris]I Love Paris コール・ポーターが’53年のミュージカル【Can-Can】に書いた曲で、そのなかではフランス人女優のリロ Lilo によって歌われた。このミュージカルの舞台装置を担当したジョウ・ミールザイナー Jo Mielziner はパリの屋根を描いたセットをつくったが、ポーターはそのセットの素晴らしさに驚嘆し、30分でこの曲を書いてスコアに追加したという。
[I Let a Song Go Out of My Heart]I Let a Song Go Out of My Heart ’38年にエリントンが書き、ミルズ、ニーモ、レドモンドの三人が歌詞をつけたもので、エリントンの曲としては初めてヒット・パレイドに登場し、’39年5月には一位に登った。
[I Left My Heart in San Francisco]I Left My Heart in San Francisco ダグラス・クロスとジョージ・コウリィが’54年に作った曲で、’62年にトニー・ベネットが歌って三百万枚以上売れる大ヒットとなった。ベネットは’50年代にパール・ベイリィやボブ・ホウプに見いだされてデビューしたが、このころはパッとせずこの曲が起死回生のヒットとなった。