[Mad About the Boy]Mad About the Boy 英国のミュージカル・スターでありソング・ライターでもあったノエル・カワードがつくった曲で、’32年のロンドン・ミュージカル【Words and Music】に使用された。
[Mack the Knife (Moritat)]Mack the Knife (Moritat) これはもとはベルトルト・ブレヒトとカート・ワイルがオペラ・ミュージカル【Die Dreigroschenoper 三文オペラ】のために書いた曲で、ベルリンで1928年にワイル夫人ロッテ・レーニャ Lotte Lenya やカート・ゲロン Kurt Gerron 主演で上演され、そのときはゲロンがこれを歌った。
[Ma, He’s Making Eyes at Me]Ma, He’s Making Eyes at Me これは作詞のスィドニィ・クレアと作曲のコン・コンラッドがエディ・キャンターのために書いたもので、1921年のミュージカル【The Midnight Rounders】でキャンターが歌った。以後明るく天真爛漫な雰囲気のこの曲はキャンターの看板代りの一曲として番組やショウで欠かせないレパートリィになった。
[Lush Life]Lush Life デューク・エリントンのバンドの作編曲とピアノを担当していたビリー・ストレイホーンが’49年に出版した曲で、同年にナット・キング・コールが歌ってヒットし、また’63年にジョニー・ハートマンがコルトレインの伴奏で歌ってからさらに大きく注目を浴びるようになった。ストレイホーンは[Take the A Train]や[Chelsea Bridge]など傑作が多い。
[Lulu’s Back in Town]Lulu’s Back in Town 作詞アル・デュビン、作曲ハリー・ウォレンの1935年の作品である。そして同年の映画『Broadway Gondlier』(Warner)に使用され、ディック・パウエルとミルズ・ブラザーズがこの曲を歌い、ほかにもジョウン・ブロンデル Joan Blondell、テッド・フィオリト楽団などが出演した。
[Lullaby of the Leaves]Lullaby of the Leaves ジョウ・ヤングが作詞し、バーニス・ペトキアが作曲した’32年の曲で、ミュージカル、映画とは関係ないようだ。ペトキアの曲は[Close Your Eyes]とともにあまり資料らしきものがないので、判らないことが多い。
[Lullaby of Broadway]Lullaby of Broadway これはアル・デュビン作詞、ハリー・ウォレン作曲の’35年に書かれた曲で、同年のミュージカル映画『Gold Diggers of Broadway』(Warner)に使われた。そのなかではウィニ・ショー Wini Shaw が歌い、この曲は創設二年目のアカデミィ主題歌賞をもらった。
[Lullaby of Birdland]Lullaby of Birdland ピアニストのジョージ・シアリングが、今はもうなくなってしまったジャズ・クラブ〝バードランド〞のために書いた曲で、〝バード〞は勿論チャーリィ・パーカーのことである。作詞はB・Y・フォースター B. Y. Forster となっているが、それはジョージ・デイヴィド・ワイスの偽名で、最近の著作権表記では本名になっている。
[Lullaby in Rhythm]Lullaby in Rhythm 1938年のベニー・グッドマン楽団のヒット曲で、グッドマンの名前もクレディットに入っている。しかし事実上はサックス奏者でアレンジャーのエドガー・サンプソンとピアニストのクラレンス・プロフィトが二人でつくった曲だ。
[Luck, Be a Lady]Luck, Be a Lady フランク・レッサーが’50年のミュージカル【Guys and Dolls】に書いた曲で、そのなかではロバート・アルダが歌った。このミュージカルはプロデューサーのサイ・フォイアー Cy Feuer とアーネスト・マーティン Ernest Martin が、【South Pacific】の成功に刺激されて、デイモン・ラニアン Damon Runyon (1884-’46)の短編小説《The Idyll of Miss Sarah Brown》をミュージカル化しようとしたものだった。