[Long Ago and Far Away]Long Ago and Far Away これはアイラ・ガーシュウィン作詞、ジェロウム・カーン作曲で1944年のミュージカル映画『Cover Girl』(Columbia)に使われた曲だ。映画にはリタ・ヘイワースとジーン・ケリーが出演し、ケリーがこの曲を歌った。
[I Want to Be Happy]I Want to Be Happy これはスィーザー作詞、ユーマンズ作曲で1924年のミュージカル【No, No, Nanette】に使われた曲だ。そのなかではチャールズ・ウィニンジャー Charles Winninger とルイーズ・グルーディ Louise Groody が歌った。
[I Wanna Be Loved by You]I Wanna Be Loved by You これはキャルマー、ストットハート、ルビーの三人の作で1928年のミュージカル【Good Boy】に挿入された曲だ。そのなかでは、俗に〝ブップブッパドゥップ・ガール〞と言われた赤ちゃん声のヘレン・ケイン Helen Kane (’04-’66)が歌った。
[It’s Been a Long, Long Time]It’s Been a Long, Long Time これはカーンとスタインのコンビによる曲で、[Five Minutes More]と同じように戦時中または戦後の社会的雰囲気をつかんだヒット曲である。映画、ミュージカルとは関係ない。
[It Had to Be You]It Had to Be You これはアイシャム・ジョーンズの楽団の1924年のヒット曲で、ガス・カーンが歌詞をつけている。映画、ミュージカルには関係なくても、ジョーンズ楽団のレコードがヒット・チャートのトップにあがって、その位置を5週維持した。同年にはさらにマリオン・ハリスの歌が3位まで、ウクレレ・アイクことクリフ・エドワーズの歌が6位までのぼり、ビリー・マレイ Billy Murray とアイリーン・スタンレイ Aileen Stanley、ポール・ホワイトマン楽団などのレコードもチャート入りし、またサム・ラーニン Sam Lanin、ケイ・トンプソン Kay Thompson らのレコードも出た。
[It Ain’t Necessarily So]It Ain’t Necessarily So これはガーシュウィン兄弟が1935年に書いたフォーク・オペラ【Porgy and Bess】のなかの曲である。このオペラはデュボウス・ヘイワードの’25年の小説《Porgy》を彼自身が脚本化し、それに彼とアイラが作詞を担当し、ジョージが作曲するというかたちでつくられていった。
[Is You Is, or Is You Ain’t My Baby]Is You Is, or Is You Ain’t My Baby これはサックスと歌のルイ・ジョーダンの曲で、ビリー・オースティンが作詞して1944年のミュージカル映画『Follow the Boys』(Universal)に挿入された。そのなかではジョーダンが歌った。
[I Remember You]I Remember You これはジョニー・マーサーとヴィクター・シャーツィンガーが1942年に書いた曲で、同年のミュージカル映画『The Fleet’s In』(Paramount)に使われた。
[I Only Have Eyes for You]I Only Have Eyes for You これはアル・デュビンとハリー・ウォレンが書いた曲で、1934年のミュージカル映画『Dames』(First National)に使われた。そのなかではディック・パウエルとルビィ・キーラーがこれを歌った。
[In the Wee Small Hours of the Morning]In the Wee Small Hours of the Morning これはボブ・ヒリアード作詞、デイヴィド・マン(デイヴ Dave と書かれている場合もある)作曲で1955年につくられた曲である。映画、ミュージカルとは関係ない。