[Take Five]Take Five アルト・サックスのポール・デズモンドが’60年に書いた5拍子の曲で、彼を含めたブルーベック・クァルテットのLP《Time Out》に入れられ、大変有名になった。
[Swanee]Swanee アーヴィング・スィーザーが作詞し、ジョージ・ガーシュウィンが作曲して’19年につくられた曲で、最初は映画やミュージカルとは関係がなかった。元もとスィーザーとガーシュウィンは、はやりのダンスのワン・ステップ用の曲を書こうとしたのだという。
[Stompin’ at the Savoy]Stompin’ at the Savoy これはサクソフォン奏者のエドガー・サンプソンが’34年につくった曲で、同年チク・ウェブ楽団がレコードにしたのが最初だ。’35年にベニー・グドマン楽団もこれを吹きこみ、’36年に大きくヒットして、アンディ・ラザフが歌詞を書き楽譜が発売されている。従って[Don’t Be That Way]と事情が似ているが、この場合はグドマンとウェブがクレディトに入りこんでいる。
[Someone to Watch over Me]Someone to Watch over Me ジョージとアイラのガーシュウィン兄弟の作品で、’26年のミュージカル【Oh, Kay】に使われた曲だ。そのなかではアメリカのミュージカル初出演となった英国のミュージカル女優ガートルード・ローレンスが歌った。
[Solitude]Solitude エディ・デランジ作詞、デューク・エリントン作曲の’34年の作品で、例によってアーヴィング・ミルズがクレディットに入っている。’33年にインストゥルメンタルとしてエリントン楽団が吹き込んだのが最初のレコードだが、’34年に歌詞がついてヒットし、ASCAPの年間最優秀曲として2500ドルの賞金をもらっている。
[Sleepin’ Bee, A]A Sleepin’ Bee 作家のトルーマン・カポーティが自作を脚色化し、作曲をハロルド・アーレンが、作詞を両者が担当したミュージカル【House of Flowers】のなかに使われた曲で、’54年の作品である。
[Red Roses for a Blue Lady]Red Roses for a Blue Lady スィド・テッパー、ロイ・C・ベネットの’48年の作品で、映画やミュージカルとは関係ない曲だ。最初はヴォーン・モンロウ Vaughn Monroe のレコードと、ガイ・ロンバードと彼のロイアル・カナディアンズのレコードがヒットした。
[Paper Doll]Paper Doll ジョニー・S・ブラックが’15年に書いたと言われる曲で、’30年に楽譜が出版されている。しかしヒットするのはさらに12年たった’42年のことで、ミルズ・ブラザーズがこれをミリオン・セラーにし、ヒット・パレードのトップに12週位置したという。
[Out of This World]Out of This World マーサー作詞、アーレン作曲で’45年のミュージカル映画『Out of This World』(Paramount)に挿入使用された曲だ。これは電報配達夫が流行歌手になるというコメディで、その歌はビング・クロズビィがすべて吹き替えた。
[Old Devil Moon]Old Devil Moon E・Y・ハーバーグ作詞、バートン・レイン作曲で、1947年のミュージカル【Finian’s rainbow】に入れられた曲だ。そのなかではエラ・ロウガン Ella Logan とドナルド・リチャーズ Donald Richards が歌った。