[You Don’t Know What Love Is]You Don’t Know What Love Is ドン・レイ、ジーン・ドポールがつくった曲で、’41年のミュージカル映画『Keep ’Em Flying』(Universal)に使われた。この映画は日本では凸凹でとおっているアボットとコステロ主演で、戦時中ゆえに彼らが空軍に入る話しだった。
[Where Are You]Where Are You ハロルド・アダムソン作詞で、ジミー・マクヒュー作曲になる’36年の曲で、ミュージカル映画『Top of the Town』(Universal, ’37)に挿入使用された。この映画にはエラ・ロウガン、ガートルード・ニーセン、ジョージ・マーフィらが出演し、ニーセンがこれを歌った。
[What Is This Thing Called Love?]What Is This Thing Called Love? ’30年にクレディットされているが、コール・ポーターが’29年のロンドン・レヴュー【Wake Up and Dream】に書いた曲で、そのなかではエルスィ・カーライル Elsie Carlisle が歌った。
[Walkin’ My Baby Back Home]Walkin’ My Baby Back Home 映画、ミュージカルとは関係なく、ロイ・タークとフレッド・E・アーラートが’30年に書いた曲だ。最初に歌ったのはハリー・リッチマンで、楽譜によっては彼の名前がクレディットに入っている場合もあった。
[Violets for Your Furs]Violets for Your Furs トム・アデア作詞、マット・デニス作曲の’41年のバラードで、映画、ミュージカルとは関係ない。これはデニスがトミー・ドースィ楽団のアレンジャーとして同楽団に提供した曲の一つだ。
[Undecided]Undecided トランペットのチャーリィ(チャールズ)・シェイヴァーズが作曲し、スィドニー・ロビンが作詞した曲で、’39年にエラ・フィッツジェラルドの歌でチック・ウェブ楽団のレコードが売れてヒットした。
[That Old Black Magic]That Old Black Magic ジョニー・マーサー、ハロルド・アーレンの二人がつくった曲で、’42年の映画『Star Spangled Rhythm』(Paramount)に挿入使用された。それにはボブ・ホウプ、ビング・クロズビィ、ディック・パウエルらが出演し、この曲はジョニー・ジョンソンが歌い、またヴェラ・ゾリナが合わせて踊った。
[Summer Knows, The]The Summer Knows アランとマリリンのバーグマン夫妻が作詞し、ミシェル・ルグランが作曲して、’71年の映画『Summer of ’42』(Warner)の主題歌として使われた曲だ。
[Spring Will Be a Little Late This Year]Spring Will Be a Little Late This Year 詞、曲ともフランク・レッサーが書いた曲で、’44年の映画『Christmas Holiday』(Universal)に挿入使用された。この映画はサマーセット・モーム原作で、ディアナ・ダービン Deanna Durbin、ジーン・ケリーらが主演し、ミュージカル映画ではなかったがダービンがこの曲を歌った。
[Somebody Loves Me]Somebody Loves Me ジョージ・ガーシュウィンの曲で、B・G・デスィルヴァとバラード・マクドナルドが作詞し、’24年のレヴュー【George White Scandal of 1924】に挿入使用された。