[Birth of the Blues, The]The Birth of the Blues デスィルヴァ、ブラウン、ヘンダーソンの三人組によってつくられた曲で’26年の【George White Scandals of 1926】に入れられ、舞台ではハリー・リッチマン Harry Richman が歌った。
[Beale Street Blues]Beale Street Blues W・C・ハンディの発表した多くのブルースのうちの一曲で、1916年に出されている。一応作詞曲とも彼に帰属するが、彼がトラディショナル曲を蒐集し編集して仕上げたブルースである。
[Basin Street Blues]Basin Street Blues これは日本人にもよく知られている曲だが、ピアニストのスペンサー・ウィリアムズの’28年の作品で、とくに映画やミュージカルとは関係ない。
[Baby, Won’t You Please Come Home?]Baby, Won’t You Please Come Home? クラレンス・ウィリアムズの数多く書いたブルースのナンバーのうちの一つで、厳密には形式はブルースではないが、質的には全くブルースである(アメリカでは質的にブルースであるものを全てブルースと呼び、形式にはこだわらない)。
[Aunt Hagar’s Blues]Aunt Hagar’s Blues この曲はW・C・ハンディの書いたブルースで、1920年の作品である。といっても厳密には南部ですでに流布していたフォーク・ブルースで、彼が書きとって最初はインストゥルメンタルとして仕上げた。曲名も最初は[Aunt Hagar’s Children]または[Aunt Hagarl’s Children’s Blues]などいくつかあった。