1950
作詞・曲/アーヴィング・バーリン Irving Berlin
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この曲はアーヴィング・バーリンが1950年のエセル・マーマン主演のミュージカル【Call Me Madame】に書いた曲だ。そのなかではエセル・マーマンと新人のラッセル・ナイプが歌った。第一幕でナイプは[It’s a Lovely Day Today]を見事に歌い、見事すぎて拍手喝采を一身にあつめ〝マーマンが僕をくびにさせるのではないかと思った〞という。これは誇張でもなんでもなくて、主役 top billed の人物が、脇役が受けすぎたりして食われてしまうときは、その脇役をプロデューサーにくびにするように要求するというのは、ブロードウェイではよくあることだった。このとき彼女も本当にそう思ったという。まったく恐ろしい世界である。プロ野球なんかよりもっと弱肉強食の世界と言っていいかもしれない…
── 本文より