1945
作詞/フランキィ・レイン Frankie Laine
作曲/カール・フィッシャー Carl Fischer
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- 解説、英詞、日本語訳
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- ストリーミング
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- 無期限
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- 250円(税込275円)
これはピアニストでバンド・リーダーだったカール・フィッシャーが作曲し、2007年に94歳で亡くなった往年の歌手フランキィ・レインが作詞した1945年の曲で、有名なスタンダード曲となった。西部劇主題歌でならしたレインとはどうみても結びつかないとてもしっとりとした曲で、意外な印象をうける。またカントリー&ウエスタンで定着した彼の評判から見るとこれも意外なのだが、辛酸をなめて最下層からはい上がってきた彼は黒人やインディアンなどとの結びつきも強かった。ナット・キング・コールがTVショウを始めたときも、黒人ゆえにスポンサーもつかないなどの苦汁をなめたが、彼は最初の白人の出演者の一人となった。彼の自伝からカール・フィッシャーとの出会いについて見てみよう。あるとき彼は病院慰問公演で歌い、帰りのバスで隣り合わせた慰問メンバーの一人で女優志望のアーシュラ・マゴウワン Ursula McCgowan と話し始めた…
── 本文より