1912
作詞/L・ウルフ・ギルバート L. Wolfe Gilbert
作曲/ルイス・フランク・ミュア Lewis Frank Muir
- 内容:
- 解説、英詞、日本語訳
- 配信方式:
- ストリーミング
- 購読期間:
- 無期限
- 価格
- 250円(税込275円)
これはラグタイムのスタンダードといった曲で、L・ウルフ・ギルバート作詞、ルイス・フランク・ミュア作曲で1912年につくられた古典中の古典だ。作詞のギルバートが、ルイズィアナ州ベイトン・ルージュの川岸の突堤で黒人たちがミスィスィッピー川の汽船〝リー将軍号〞から積み荷を降ろしているのを見て、そのありさまを唄に書いた。ミルズ楽譜出版社のソングプラッガーのタビー・ギャロン Tubby Garron がそれをアル・ジョルソンに見せると、ジョルソンはウィンター・ガーデンの日曜夜のコンサートでこれを歌い、彼の一連の大ヒットの一つとなった。それからヴォードヴィルでルース・ロイ Ruth Roye がこれを歌い、これも大変な成功をおさめ、パレス劇場で12週間公演をつづけたが、これは同劇場はじまって以来の最長期間契約となったという…
── 本文より