1938
作詞/フランク・レッサー Frank Loesser
作曲/ホウギィ・カーマイケル Hoagy Carmichael
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- 解説、英詞、日本語訳
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これはフランク・レッサーが作詞し、ホウギィ・カーマイケルが作曲して、1938年の映画『Thanks for the Memory』(Paramount)に使われた曲だ。そのなかではボブ・ホウプとシャーリー・ロスが、主題歌[Thanks for the Memory]と同じく、これを歌った。[Thanks for the Memory]はラルフ・レインジャーとリーオ・ロビンによるものだが、この曲もその姉妹作ととれるほど、内容も雰囲気も似通っている。レッサーが作詞とくると、知っている人にはピンとくるだろうが、彼の初期の作品である。後期の彼は作詞曲両方とも自分でやるようになるからだ。もちろんカーマイケルにとっても同じで、彼がハリウッドにやってきて最初に入った映画会社パラマウントでの仕事で、彼ら二人はほかにも[Small Fry]、[Heart and Soul]などを書いている…
── 本文より