1924
作詞/アイラ・ガーシュウィン Ira Gershwin
作曲/ジョージ・ガーシュウィン George Gershwin
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- 解説、英詞、日本語訳
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この曲はジョージとアイラのガーシュウィン兄弟が’24年のミュージカル【Lady, Be Good!】に書いたもので、なかではフレッド・アステアの姉アデール・アステア Adele Astaire がオウプニングで歌うことになっていた。元もとこの曲のメロディは他の曲のヴァースとして兄弟が書いたものだったという。アイラはそれがなんの曲だったか思い出せないと著書《Gershwin Lyrics》で語っているが、そのつくったヴァースのメロディにとても強い印象をもった二人は気が変って、それに新たにヴァースを書き加えて独立した一曲として完成させたのだ。そしてアデール・アステアが市外のトライアウトで歌ったが、冒頭からテンポを緩めてしまう嫌いがあり、一週間後にこの曲は落とされてしまった。兄弟は次にこの曲を’27年の【Strike up the Band】と’28年の【Rosalie】に入れようとするが、前者は公演そのものがトライアウトだけで終り、後者には結局使われなかった…
── 本文より