1933
作詞/アーサー・フリード Arthur Freed
作曲/ネイスィオウ・ハーブ・ブラウン Nacio Herb Brown
- 内容:
- 解説、英詞、日本語訳
- 配信方式:
- ストリーミング
- 購読期間:
- 無期限
- 価格
- 250円(税込275円)
これはサミー・カーンとジーン・ド・ポールが組んだ最初の作品で、’54年の曲である。当時カーンは映画会社のワーナーに所属してい
これはアーサー・フリード作詞、ネイスィオウ・ハーブ・ブラウン作曲で、1933年の映画『Going Hollywood』(MGM)に入れられた曲である。そこではビング・クロズビィが歌い、そのレコードはチャートで’33年12月末から翌年初めにかけて3位まで上がり、ファーディ・グロウフェ楽団のレコードも同時期に19位までいった。そして翌’34年2月にテッド・フィオリト楽団で15位に、’40年に録音されたアーティ・ショー楽団のものが’44年7月に21位にと入り、さらにペリー・コモの歌が’45年6月に15位に、’46年10月に21位と入っている。ここまででもかなり万遍なくヒットしているが、さらに’47年にレッド・イングルとナチュラル・セヴンというバンドにスィンデレラ・G・スタンプという偽名のジョウ・スタッフォードが歌ったものが出て、これが1位まで昇った。イングルはスパイク・ジョーンズ楽団のテナーサックス奏者兼歌手として有名で、そう言えばピンとくる人もいるだろうが、このタイトルはコメディ版で[Timtayshun]というものだった…
── 本文より