1908
作詞/ジャック・ノーワース Jack Norworth
作曲/アルバート・フォン・ティルザー Albert Von Tilzer
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- 解説、英詞、日本語訳
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これは有名な野球の歌で、いまでもアメリカでは試合のとき七回に観客が立ちあがって歌うから、最近は日本でもよく知られてきた。なんと’08年にジャック・ノーワースとアルバート・フォン・ティルザーが書いたものだが、作曲のティルザーはこの曲を書いたときまだ野球の試合を見たことがなく、彼がやっと試合を見にいったのはそれから二十年もあとのことだったという。この曲はノーワースとティルザーの二人がヴォードヴィルで歌って有名になり、ノーワース夫人のノウラ・ベイズ(1880-’28)もヴォードヴィルの舞台で二年間歌いつづけてさらにヒットさせた。そしてこの曲は’40年にはエラ・ロウガンが歌い、’44年のノウラ・ベイズの伝記映画『Shine On, Harvest Moon』(Warner)にも使われ、’49年のジーン・ケリーとフランク・シナトラ主演の映画『Take Me Out to the Ball Game』(MGM)には題名と主題歌として使われた…
── 本文より