1939
作詞・曲/デューク・エリントン Duke Ellington,ビリー・ストレイホーン Billy Strayhorn
- 内容:
- 解説、英詞、日本語訳
- 配信方式:
- ストリーミング
- 購読期間:
- 無期限
- 価格
- 250円(税込275円)
これはデューク・エリントンとビリー・ストレイホーンの1939年の作品で、共作ということになっている。彼らの作品はどちらが書いたか判らないものも多いが、この曲は80パーセントほどはストレイホーンによると考えていい。
ストレイホーン(1915-’67)は’38年の12月にピッツバーグのスタンリー劇場でエリントンに会った。彼は自分の書いた曲をエリントンに見せたが、それがこの曲だった。エリントンはまだ20代前半の彼の洗練された歌詞と音楽に強く印象づけられ、〝そのうちこの曲をなんとかしよう〞と約束した。ところがストレイホーンは三ヶ月後の翌年2月にニューヨークのエリントンのところに突然おしかけ、例の約束を〝実行してくれ〞ともちかけたらしい。それに押されたのどうか定かではないが、エリントンは彼をピアニストにしてこの曲を録音し、彼を第二ピアニスト兼アレンジャーとして雇ったのだ…
── 本文より