1913
作詞/アルフレッド・ブライアン Alfred Bryan
作曲/フレッド・フィッシャー Fred Fisher
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- 解説、英詞、日本語訳
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- ストリーミング
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これはアルフレッド・ブライアンが作詞し、フレッド・フィッシャーが作曲してレヴュー【Ziegfeld Follies of 1913】に使われた曲で、そこではホセ・コリンズ José Collins が歌った。ただこの曲は、前年の’12年にブロードウェイで成功した【Peg o’ My Heart】という同名のコメディに触発されて二人が書いたもので、そのコメディに主演したローレット・テイラー Laurette Taylor に捧げられている。当時はこういうふうに音楽劇でないものに、外部から主題歌のようなものを提供するといったことがよく行われていたし、’20年代末までは映画にも会話や音がなかったから、やはり主題歌というものがなく、ヒットした映画に便乗して主題歌のように見せかけて曲を書くということは少なくなかった。’21年の[The Sheik of Araby]もそういう曲の例だ…
── 本文より