1927
作詞/ジョージ・ホワイティング George Whiting
作曲/ウォルター・ドナルドソン Walter Donaldson
- 内容:
- 解説、英詞、日本語訳
- 配信方式:
- ストリーミング
- 購読期間:
- 無期限
- 価格
- 250円(税込275円)
この曲は作詩のジョージ・ホワイティングがヴォードヴィルで使ったのが最初で、1924年のことである。ヴォードヴィル vaudeville は歌、踊り、パントマイム、漫才、曲芸などをまじえたショウで、最初はフランス語でノーマンディ Normandy の Vau de Vire の詩人O. Basselin の作曲になる流行歌をさして言ったらしいが、時代が下ってアメリカでヴァラエティ・ショウに近いものをさすようになった。ただそれは地方を巡回する性質のものだったから、ヴォードヴィルに使われた’24年の時点ではこの曲はまだローカルなものだったが、’27年にジーン・オースティン Gene Austin がヴィクターにレコーディングし、エディー・キャンターがレヴュー【Ziegfeld Follies】に使ってから、正式に著作権が登録された。オースティンは何回かこの曲のレコードをつくっているが、それらが売り上げた枚数の合計はなんと千二百万枚を超えたという…
── 本文より