1939
作詞/ミッチェル・パリッシュ Mitchell Parish
作曲/グレン・ミラー Glenn Miller
- 内容:
- 解説、英詞、日本語訳
- 配信方式:
- ストリーミング
- 購読期間:
- 無期限
- 価格
- 250円(税込275円)
これはグレン・ミラーの’39年の作品でミッチェル・パリッシュが言葉をつけている。ミラー・バンドがオープニングとエンディングの両方に使っていたテーマ曲で、’40年代から’50年代にかけて大変有名になった曲だ。従ってインストゥルメンタルとして知られていて、歌はそれほど歌われていないようだ。
キラー・ディラー killer diller とは〈なにか最高に素晴らしいもの、図抜けたもの、人〉をさした当時はやった俗語だが、ミラーの音楽のスタイルは世間ではキラー・ディラー・スタイルと呼ばれた。ミラーのそのキラー・ディラー・スタイルとして最初にヒットさせたのがこの曲であり、次作が初めてのミリオン・セラーとなった[Little Brown Jug]である。それから次つぎとヒット作がつづくが、それらのサウンドに共通する鍵となったものがクラリネット・リードと言われるヴォイスィング voicing(音の重ね方)である…
── 本文より