1945
作詞/ジョニー・マーサー Johnny Mercer
作曲/デイヴィド・ラクスィン David Raksin
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- 解説、英詞、日本語訳
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この曲は’44年の映画『Laura』(20th Fox)の主題歌としてデイヴィド・ラクスィンが作曲したもので、映画では背景にメロディが流れただけだった。が封切りになった数ヶ月後、ジョニー・マーサーが言葉をつけ、従ってクレディットは翌年になっている。歌はジョニー・ジョンストンがラジオで歌ったのが最初だったが、レコードのほうはウディ・ハーマンのコロンビア盤がミリオン・セラーになった。
デイヴィド・ラクスィンはフィラデルフィアに’12年に生れている。父が音楽店をやっていたので、自然に音楽に親しむようになった。色いろな先生について音楽を勉強したが、ペンスィルヴァニア大学では学生バンドでクラリネットを吹き、指揮も手伝った。一時期、地元の放送局のバンドで演奏し、それからハリウッドにいき、映画音楽を書くようになった。チャップリンの『Modern Times』(’35)は公式にはすべてチャップリンが自分でやったことになっているが、実際はまだ書生時代のラクスィンがその音楽の大部分を書いたようだ…
── 本文より