1924
作詞/オットー・ハーバック Otto Harbach,オスカー・ハマースタイン二世 Oscar Hammerstein II
作曲/ルドルフ・フリムル Rudolf Friml
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- 解説、英詞、日本語訳
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これはオットー・ハーバックとオスカー・ハマースタイン二世が作詞を担当し、ルドルフ・フリムルが作曲したオペレッタ【Rose-Marie】のなかに入れられた曲で、1924年の作品だ。この【Rose-Marie】は当時はたいへんなヒット・オペレッタで、ヨーロッパ色の濃いミュージカルのいわば最後の時代における最後のヒットの一つだった。その人気の高さから、MGMは三度も映画化している。最初は’28年で、これはトーキーではなかったが、どうやらフィルムは消失してしまったらしい。二度目の’36年版『Rose-Marie』ではジャネット・マクドナルドとネルソン・エディがこの曲を歌った。それから三度目のカラーでシネマスコウプの’54年版『Rose Marie』ではアン・ブライスとハワード・キールが歌っている。なおオペレッタ版では主人公はフランス系カナダ人 Rose-Marie でハイフンが入るが、映画の方ではアメリカ化され筋もかなり変えられていて、 Rose Marie と綴られている。質的には’54年版より’36年版の方がいいという評判だったが、’36年版ではこの曲がしつこく使われすぎているという批判もあった…
── 本文より