1931
作詞/ロイ・ターク Roy Turk
作曲/フレッド・E・アーラート Fred E. Ahlert
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- 解説、英詞、日本語訳
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フレッド・E・アーラートがロイ・タークと書いた’31年の作品で、当初の人気はそれほどでもなかったがご40年代になってトミー・ドースィ楽団がシナトラの歌で吹き込んで有名になった。ほかにもケイト・スミス Kate Smith、ラス・コランポ Russ Columbo、アンドルーズ・スィスターズなどが吹き込んでいるが、’46年には映画『Faithful in My Fashion』にも使われ、同年にはヒット・パレイドにも登場している。
アーラートは1892年ニューヨークの生まれで、法律を勉強して、大学の専門的な教育も受けている。どういうわけか、法律を勉強する人が作詞家、作曲家に多いのだが、彼もきちんと大学を卒業したのに卒業と同時に作曲業に入っている。最初はサム・M・ルイス Sam M. Lewis、ジョウ・ヤング Joe Young の二人と組んでいたが、’28年にタークと書いた[I’ll Get By]が大ヒットしてからは、タークと一緒に[Mean to Me]、[Walkin’ My Baby Back Home]、[Where the Blue of the Night Meets the Gold of the Day]などのヒットを飛ばし、ほかには Edgar Leslie と[The Moon Was Yellow]、ヤングと[I’m Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter]などのヒットがある…
── 本文より