1933
作詞/エドワード・ヘイマン Edward Heyman
作曲/ジョン・W・グリーン John W. Green
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- 解説、英詞、日本語訳
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- ストリーミング
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’33年の同名の映画のためにヘイマン、グリーンの二人によって書かれた曲だが、映画の完成が早かったのでその初版にはこの曲は使われなかった。がラジオでベン・バーニィ Ben Bernie と彼のオーケストラの奏するこの曲がヒットし、結果としてその映画の再版以後のものにはサウンド・トラックに挿入されている。しかしその後、フランク・シナトラのコロンビア版とアーティ・ショーのRCAヴィクター版がヒットして、この曲はさらに有名になった。
グリーン(’08-’89)はニューヨークの裕福な銀行家の家に生れ、ハーヴァード大学で経済学を専攻しウォール街に就職までしたが、結局好きな音楽の道に入っている。彼はピアニストで作曲、編曲、指揮が専門だったが、18歳のときにガイ・ロンバード楽団に編曲を提供したのが最初の仕事だというから、よほど才能のあった人なのだろう…
── 本文より