これはコール・ポーターの’39年の作品で、ミュージカル映画『The Broadway Melody 1949』に使われ、そのなかではダグラス・マクフェイル Douglas MacPhail によって歌われた。この映画はフレッド・アステアとエリノア・パウエルのダンス・コンビに合わせてつくられたもので、かなり成功した。とくに［Begin the Beguine］に合わせてアステアとパウエルが踊る場面は多くの称賛をえて有名になった。クライヴ・ハーシュホーンは全体に褒めちぎっているものの、この曲のパウエル、アステア、マクフェイルの三人による芸術的なバレー・シーンだけは〝計算違いだ〞と評している…

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