1940
作詞/ディック・ロジャーズ Dick Rogers
作曲/アール・H・ヘイゲン Earle H. Hagen
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- 解説、英詞、日本語訳
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これはアール・H・ヘイゲンが1940年に作曲したビッグバンド・ナンバーである。というと意外でびっくりする人も多いかと思うが、ヘイゲンは鮪档激C・ノウブル楽団にアレンジを提供していて、インストゥルメンタルとしてノウブル楽団が最初に演奏した。ヘイゲンはこれをデューク・エリントン・サウンドを意図的に模してつくったと言う。これもわれわれにはまったく意外だ。どうもその後のこの曲の変転からは、エリントン・サウンドなど微塵も感じられないからだ。それから’41年にランディ・ブルックス Randy Brooks の楽団がこれをテーマ曲にしたが、やはり大きなヒットにはならなかった。その後ディック・ロジャーズが歌詞をつけたが、依然として歌としてはあまりヒットしていない。ところが’53年にテナーサックスのハービィ・フィールズ Herbie Fields がこれを吹いて、R&Bのヒットに仕上げて一変した…
── 本文より