1936
作詞・曲/ウィリアム・ヒル William(Billy) Hill
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これはウィリアム・ヒルの書いた1936年の作品で、映画、ミュージカルとは関係ない。ベニー・グッドマンの演奏が同年5月にヒット・チャートの一位になり、六週間維持し計15週チャートに入った。がのちに映画『Guess Who’s Coming to Dinner』(Columbia, ’67)に使われ、この曲もいくらかリヴァイヴァルした。 ’70-’80年代にはロック・コンサートで歌われたこともあり、案外人気のある曲である。
ウィリアム・ヒル(1899-’40)はビリー・ヒルという名のほうがとおっているようだが、クラシック畑の人だった。ニュー・イングランド音楽院で学び、16歳のときにはボストン交響楽団でヴァイオリンを弾いていたというからかなりの才能の持ち主だ。だが17歳で心機一転して西部に旅だち、カウボーイや金鉱堀をやったり、ダンスホールでピアノやヴァイオリンを弾いたりしていて、なかなかの変り者だった…
── 本文より