アル・デュビン、ジョウ・バークの手になる1930年の曲で、翌’31年に映画『Holy Terror』に挿入された。映画の方はそれっきり忘れられ、この曲だけが残ったと言えそうだ。非常に単純でわかりやすい曲だが、その単純さで売れたのかもしれない。しかし当初はそう売れず、ややあってグレン・グレイとカサ・ロマ・オーケストラ Glen Gray and the Casa Loma Orchestra がバンドのテーマに使って売れ始めたが、’50年代になってロウズマリィ・クルーニィ Rosemary Clooney、ナト・キング・コール、フランク・シナトラ Frank Sinatra などが歌ってやっと売れてきた。従って書かれてから’20年もたって、そして作詞曲者たち二人とも亡くなったあとになって、やっと売れてきた曲ということになる…

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