これはウィルバー・シュワントとフェビアン・アンドレが作曲し、ガス・カーンが歌詞をつけた1931年の曲で、ミュージカル、映画とは関係ない。最初にウェイン・キング・オーケストラが録音してヒットし、それからケイト・スミスが歌って有名になった。［I’m Thru with Love］とまったく同年に同じように歌詞職人カーンによってつくられたヒットソングだが、なにか出だしのところが似ているように感じられるのは私の気のせいだろうか。

ヒットチャートでは、キングの楽団にアーニィ・バーチル Ernie Burchill の歌で’31年 4月に1位に4週入り、それから20年近くたって’50年9月にジャック・オウエンズ Jack Owens の歌が14位に、フランキィ・レインの歌が18位にと入っている…

── 本文より