1941
作詞・曲/ヘンリー・ニーモ Henry Nemo
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- 解説、英詞、日本語訳
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これはヘンリィ・ニーモ作の’41年の曲で、映画、ミュージカルとは関係がない。最近はめっきり聴くことが少なくなってきた曲だが、’40年代、’50年代にはかなり多くの人に歌われた曲である。
ニーモは’14年ニューヨーク生れで、両親はロシア系ユダヤ人だった。ピアノも弾け最初はソング・プラッガーだったが、歌ったり踊ったり喋ったりなんでもする人で、ヴォードヴィルのエンターテイナーをやり、ナイト・クラブに出演したり、映画にも端役で出ていた。おどけて笑わせる演技がとてもうまかったようだ。従ってそういうユーモアに満ちた歌を書く人で、その点はアイラ・ガーシュウィンやサミー・カーンなど多くのユダヤ系作詞家に共通しているものかもしれない。エラ・フィッツジェラルドが[Lady Be Good]で初めてスキャットをやったのは、この人にすすめられてのことだという…
── 本文より