1934
作詞/アーサー・ジョンストン Arthur Johnston
作曲/サム・コズロウ Sam Coslow
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- 解説、英詞、日本語訳
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- ストリーミング
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この曲はジョンストン作詞、コズロウ作曲で’34年のパラマウンド映画『Murder at the Vanities』に挿入された。この映画はアール・キャロルのレヴュー【Earl Carroll’s Vanities】の初日のステイジ裏で起きる殺人という設定で、ミュージカル・コメディとミステリーの奇妙なミックスのようなできだったが、Variety 誌は「長いが退屈しない」と評し、ニューヨーク・タイムズは「豪華なステイジング、粋なメロディの数かず、魅力的な女性たちなど、どれも自慢していい」と珍しく褒めている。そのあと’47年の同じくパラマウント映画『Ladies’ Man』にもこの曲は使用されている。最初はヒットというほどでもなかったが、’44年にスパイク・ジョーン Spike Jones の出した、げっぷの音やカクテル・グラスを割る音などが入った、例によっておふざけのレコードがミリオン・セラーとなって、一躍有名になったる…
── 本文より