1926
作詞/ルー・ポラック Lew Pollack
作曲/アーノウ・ラペー Erno Rapee
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- 解説、英詞、日本語訳
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これは映画初期の主題歌として成功した曲で、ルー・ポラック作詞、アーノウ・ラペー作曲による1926年の作品だ。それはエドマンド・ロウ、ヴィクター・マクラグレン主演のサイレント映画『What Price Glory?』(Fox) で、無声映画ゆえに音は入っていないが、ポラックとラペーはこの映画の主題歌として書いたのだ。そしてテナー歌手ルイス・ジェイムズのレコードが’27年8月にチャートで11位まで上がり、9月にガイ・ロンバード楽団のレコードが1位にのぼって、大きくヒットした。後者はロンバード楽団の最初のヒット曲でもあった。この曲のヒットは、’20年代末から’30年代初めにかけて、映画に主題歌を書くという流行に火をつけることになった。同じ二人の[Diane]も翌’27年に映画に書いた主題歌だった。もちろん’30年代半ばからはトーキーになり主題歌は最初から映画のなかに入れられるようになっていった…
── 本文より