コール・ポーターがエセル・マーマン、ヴィクター・ムーア Victor Moore らの出演するミュージカル【Anything Goes】に書いた曲で、’34年の作品である。そのなかではベティーナ・ホール Bettina Hall とウィリアム・ギャクストンが歌った。ポーターは最初は［Easy to Love］を書いて入れようとしたのだが、ギャクストンが苦情を言ったので（多分彼には音域が広すぎたのだろう）、それを引っこめて代りに書いたのがこの曲だった。このミュージカルからはこの曲と［Blow, Gabriel Blow］、［I Get a Kick Out of You］、［You’re the Top］、［Anything Goes］の合計五曲があっという間にヒットし、これらの曲がこの公演を420回とそれまでのポーターのミュージカルの最長記録にまで押し上げてくれた…

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