1937
作詞/アイラ・ガーシュウィン Ira Gershwin
作曲/ジョージ・ガーシュウィン George Gershwin
- 内容:
- 解説、英詞、日本語訳
- 配信方式:
- ストリーミング
- 購読期間:
- 無期限
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- 250円(税込275円)
ガーシュウィン兄弟が’37年のフレッド・アステア主演のミュージカル映画『A Damsel in Distress』に書いた曲で、今ではスタンダード曲として大変有名である。
ある晩アイラが読書をしていると、ジョージがパーティから帰ってきて上着を脱ぐなり、すぐにピアノに坐って弾き始めた。「ちょっと仕事をしようよ」そして「どうこれ?」と言う。「霧のことを歌う場面が一個所あるんだ・・・a foggy day in London かあるいは foggy day in London Town はどうかな?」と弾き終ってからアイラにお伺いをたてた。アイラが「いいね、僕は Town がついた方が好きだな」と答えるとジョージはすぐに奥へ行ってメロディを書き始めた。そして一時間もかからずにコーラス部分の歌詞とメロディができあがり、次の日にもう一度この曲を聴きなおしてみるとなかなか良かったので、二人でヴァースをつくり、完成したという…
── 本文より