1969
作詞/アレック・ワイルダー Alec Wilder
作曲/サッド・ジョーンズ Thad Jones
- 内容:
- 解説、英詞、日本語訳
- 配信方式:
- ストリーミング
- 購読期間:
- 無期限
- 価格
- 250円(税込275円)
この曲はトランペッターでバンド・リーダーだったサッド・ジョーンズが作曲したもので、ピアニストのアレック・ワイルダーが作詞している。つくられたのは’69年でまだ新しい。
サッド・ジョーンズ(’23-’86)はハンクとエルヴィンの三兄弟の真ん中に生れた人で、カウント・ベイスィ楽団のトランペットを担当していた。その後メル・ルイスと組んでビッグ・バンドをつくり、来日もしたが、その音の素晴らしさにはわれわれ日本のファンはとても驚かされたものだ。当然この曲もそのレパートリィに入っていた。そのサッド・ジョーンズ/メル・ルイス・オーケストラの音の素晴らしさは彼のアレンジングによっていたわけだが、その指揮ぶりも見事だった。通常のバンド・リーダーのそれとは違ってとても力感あふれるもので、気持ちがこもっているせいか聴衆も思わずそれに引きこまれていってしまう、そんな不思議な魅力をもっていた…
── 本文より