[Way You Look Tonight, The]The Way You Look Tonight ジェロウム・カーンが作曲して、ドロスィ・フィールズが作詞し、1936年の映画『Swing Time』に使われた曲である。フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャーズ主演のRKO映画で、この二人が音楽を担当すれば、おそらく当時では最高の布陣だったろう。
[Too Late Now]Too Late Now フレッド・アステアとジェイン・パウエルの主演した1951年のミュージカル映画『Royal Wedding』(MGM)に使われた曲で、アラン・J・ラーナーとバートン・レインの作になる。
[They All Laughed]They All Laughed ガーシュウィン兄弟が書いてRKOのミュージカル映画『Shall We Dance? 踊らん哉』のなかに使われた曲で、1937年の作品である。ジンジャー・ロジャーズとフレッド・アステアの歌と踊りの場面でこの曲が登場し、そこでは最初にロジャーズがヴァースとコーラス1を歌い、つぎに二人がこの曲で踊った。
[That’s My Desire]That’s My Desire 西部劇の主題歌を歌えば並ぶ者がいなかったフランキィ・レインのまさに最初のヒット曲で、1947年3月に出した。しかし作詞、作曲者は彼とは全然関係なく、キャロル・ラヴデイとヘルミィ・クレザが1931年につくっている。
[Sweet and Lovely]Sweet and Lovely 1931年にガス・アーンハイムとジュールス・ラメアが作り、歌詞はハリー・トバイアスがつけ、アーンハイムが自分の楽団のテーマ曲として使って有名にした曲である。アーンハイム楽団のレコードではドナルド・ノヴィス Donald Novis が歌い、同年7月にチャートの1位に入って6週間維持した。
[Sunday Kind of Love](I Want a) Sunday Kind of Love 作詞・作曲バーバラ・ベル、アニタ・レナード、ルイ・プリマ、スタン・ロウズで1946につくられた曲だ。面白おかしい歌とトランペットで売れていたルイ・プリマがつくった曲として有名だが、事実上はベルが書いたと思われる。
[Strangers in the Night]Strangers in the Night 元もとはクロアチアの音楽祭のためにイヴォ・ロビク Ivo Robic によって書かれたものだった。ロビクはこれをクロアチア語とドイツ語の両方で録音していて、そのいずれも「夜の見知らぬ人」の意味の曲名になっている。
[Star Eyes]Star Eyes ドン・レイとジーン・ドポールが1942年に書いた曲で、翌年の映画『I Dood It』に使われた。この映画は1929年のバスター・キートンの無声映画コメディ『Spite Marraige」(MGM)のリメイクで、レッド・スケルトンが主演し、そのなかではヘレン・オコネルとボブ・エヴァリィがジミー・ドースィ楽団でこの曲を歌った。
[Someday My Prince Will Come]Someday My Prince Will Come ラリー・モウリィ作詞、フランク・チャーチル作曲で、1937年のディズニー映画『白雪姫 Snow White and the Seven Dwarfs』に入れられた曲である。映画ではアドリアーナ・キャセロウティ Adriana Caselotti によって歌われた。
[My Heart Stood Still]My Heart Stood Still ロジャーズ/ハートの1927年の作品で、ミュージカル【A Connecticut Yankee】に入れられ、そこでコンスタンス・カーペンター Constance Carpenter とウィリアム・ギャクストン William Gaxton によって歌われた。