第17巻」カテゴリーアーカイブ

[I’m Walkin’]I’m Walkin’

1950年代に大活躍したR&B系のピアニストで歌手のファッツ・ドミノがデイヴ・バーソロミューとともに書いた曲である。’57年に発表された彼のレコードが最初のものだった。ロック歌手でのちにプレスリーなどと肩を並べて活躍するリッキー・ネルソンがデビューでこの曲を歌ったのも、同じ年だった。

[I Believe]I Believe

サミー・カーン作詞、ジュール・スタイン作曲で1947年の映画『It Happened in Brooklyn』(MGM)に使われた曲である。映画にはフランク・シナトラとジミー・デュランティ、キャスリン・グレイソン、タップダンサーのビリー・ロイ Billy Roy が出演し、この曲はまず冒頭でバックに流れ、つぎになかほどでシナトラとデュランティとロイが交互に歌った。

[Aunt Hagar’s Blues]Aunt Hagar’s Blues

この曲はW・C・ハンディの書いたブルースで、1920年の作品である。といっても厳密には南部ですでに流布していたフォーク・ブルースで、彼が書きとって最初はインストゥルメンタルとして仕上げた。曲名も最初は[Aunt Hagar’s Children]または[Aunt Hagarl’s Children’s Blues]などいくつかあった。