[Vie en Rose, La]La Vie en Rose フランスの有名なシャンソン歌手エディット・ピアフが書いた歌詞で、曲はR・S・ルイギィが書いている。ピアフが最初にこれを書いたのは1942年らしいが、ルイギィが曲をつけて’46年にレコードが出され、彼女の生涯最大のヒットになった。
[Time for Love, A]A Time for Love 1966年の映画『An American Dream』に使われた曲で、ジョニー・マンデルが作曲し、それにポール・フランスィス・ウェブスターが作詞した。そのなかでは主演のジャネット・リーが歌ったが、声はジャッキー・ウォード Jackie Ward が吹き替えていた。
[There’s a Lull in My Life]There’s a Lull in My Life マック・ゴードンが作詞し、ハリー・レヴルが作曲した作品で、1937年の映画『Wake Up and Live』(20th Century-Fox)に使われた曲だ。そのなかではアリス・フェイが歌い、これは彼女のヒット曲となった。
[There Will Never Be Another You]There Will Never Be Another You マック・ゴードン作詞、ハリー・ウォレン作曲で、1942年の作品である。スケイトのソニャ・ヘニーを売り物にした同年の映画『Iceland』(20th Century-Fox)に使われ、ジョン・ペイン John Payne、ジョウン・メリル Joan Merrill、サミー・ケイ楽団らが主演し、ペインがこれを歌った。
[Swing Low, Sweet Chariot]Swing Low, Sweet Chariot トラディショナルのスピリチュアル曲で、最初に楽譜にされたのは1872年のようである。これは確実なことが判らなかった。奴隷解放令が出され南北戦争が終結して一息ついた1870年代に、アメリカ史で初めてのスピリチュアル・ブームが起き、そのときジュビリー・スィンガーズが歌ったのが形としては最初だったようだ。
[Surrey with the Fringe on Top, The]The Surrey with the Fringe on Top リチャード・ロジャーズの作品で、作詞はロレンズ・ハートのあとを受けたオスカー・ハマースタイン二世が担当し、1943年のミュージカル【Oklahoma】に使われた曲である。そのなかではアルフレッド・ドレイク、ジョウン・ロバーツ、ベティ・ガード Betty Garde らによって歌われた。
[Spring Is Here]Spring Is Here ロレンズ・ハートとリチャード・ロジャーズの作品で、1938年のミュージカル【I Married an Angel】に使用挿入された。そのなかではデニス・キング Dennis King とヴィヴィアン・スィーガル Vivienne Segal によって歌われた。
[Something’s Gotta Give]Something’s Gotta Give ジョニー・マーサーが1955年の映画『Daddy Long Legs』(20th Century-Fox)に書いた曲で、作詞家として押しも押されもせぬ彼が詞、曲両方をやった珍しい例である。そのなかでは主演のフレッド・アステアが共演のレスリー・キャロンと踊る合間にダンス・パーティでこれを歌った。
[Some Sunday Morning]Some Sunday Morning この曲はテッド・ケーラーが作詞し、M・K・ジェロウムとレイ・ハインドーフが作曲したもので、1945年の作品である。これは往年の西部劇スター、エロール・フリンが主演した同年の映画『San Antonio』(Warner)に使われ、なかではアレクスィス・スミスが歌い、アカデミー主題歌賞にノミネイトされたが受賞は逸した。
[Seems Like Old Times]Seems Like Old Times ガイ・ロンバードの弟のカーメン・ロンバードがジョン・ジェイコブ・ロウブとつくった曲で、1946年の作品である。そしてガイ・ロンバードの楽団が演奏して有名になった。