[There’s a Lull in My Life]There’s a Lull in My Life マック・ゴードンが作詞し、ハリー・レヴルが作曲した作品で、1937年の映画『Wake Up and Live』(20th Century-Fox)に使われた曲だ。そのなかではアリス・フェイが歌い、これは彼女のヒット曲となった。
[There Will Never Be Another You]There Will Never Be Another You マック・ゴードン作詞、ハリー・ウォレン作曲で、1942年の作品である。スケイトのソニャ・ヘニーを売り物にした同年の映画『Iceland』(20th Century-Fox)に使われ、ジョン・ペイン John Payne、ジョウン・メリル Joan Merrill、サミー・ケイ楽団らが主演し、ペインがこれを歌った。
[Surrey with the Fringe on Top, The]The Surrey with the Fringe on Top リチャード・ロジャーズの作品で、作詞はロレンズ・ハートのあとを受けたオスカー・ハマースタイン二世が担当し、1943年のミュージカル【Oklahoma】に使われた曲である。そのなかではアルフレッド・ドレイク、ジョウン・ロバーツ、ベティ・ガード Betty Garde らによって歌われた。
[Something’s Gotta Give]Something’s Gotta Give ジョニー・マーサーが1955年の映画『Daddy Long Legs』(20th Century-Fox)に書いた曲で、作詞家として押しも押されもせぬ彼が詞、曲両方をやった珍しい例である。そのなかでは主演のフレッド・アステアが共演のレスリー・キャロンと踊る合間にダンス・パーティでこれを歌った。
[Some Sunday Morning]Some Sunday Morning この曲はテッド・ケーラーが作詞し、M・K・ジェロウムとレイ・ハインドーフが作曲したもので、1945年の作品である。これは往年の西部劇スター、エロール・フリンが主演した同年の映画『San Antonio』(Warner)に使われ、なかではアレクスィス・スミスが歌い、アカデミー主題歌賞にノミネイトされたが受賞は逸した。
[Seems Like Old Times]Seems Like Old Times ガイ・ロンバードの弟のカーメン・ロンバードがジョン・ジェイコブ・ロウブとつくった曲で、1946年の作品である。そしてガイ・ロンバードの楽団が演奏して有名になった。
[Pick Yourself Up]Pick Yourself Up ドロスィ・フィールズ作詞、ジェロウム・カーン作曲の1936年の作品で、同年のミュージカル映画『Swing Time』(RKO)に使われた。そのなかでは始まって間もなくのところで、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャーズがこの曲を歌った。
[My Heart Belongs to Daddy]My Heart Belongs to Daddy コール・ポーターの1938年の作品で、ミュージカル【Leave It to Me!】に使われた曲である。そのなかではメアリィ・マーティンがストリップ風に味つけして歌い、無名だった彼女が一挙に有名になった。
[Moonlight Becomes You]Moonlight Becomes You ジョニー・バーク作詞、ジミー・ヴァン・ヒューゼン作曲で、1942年につくられ、同年の映画『Road to Morocco』(Paramount)に使われた曲だ。そのなかでは主演のビング・クロズビィが歌った。
[Lovely Way to Spend an Evening, A](This Is) A Lovely Way to Spend an Evening シナトラ・ソングの一つで、1944年の映画『Higher and Higher』(RKO)に挿入され、そこで本名で出演した彼が歌った。作詞はハロルド・アダムソン、作曲はジミー・マクヒューで、その前年に書かれたようだ。