[I’m Confessin’ That I Love You]I’m Confessin’ That I Love You これはアレン・J・ニーバーグ作詞、ドク・ドーアティ、エリス・レイノルズ作曲の1930年の作品で、ミュージカル、映画とは関係がない。がこの曲はもとは’29年につくられた[Lookin’ for Another Sweetie]という曲で、ファッツ・ワーラーによって録音されたという。
[I’ll Be Seeing You]I’ll Be Seeing You これはアーヴィング・カール作詞、サミー・フェイン作曲で、1938年のミューズィカル【Right This Way】に使われた曲である。そのなかではタマラ・ジーヴァ Tamara Geva が歌ったが、このミュージカルは失敗してすぐに閉めた。
[If I Should Lose You]If I Should Lose You これはリーオ・ロビン作詞、ラルフ・レインジャー作曲で1936年のミュージカル映画『Rose of the Rancho』(Paramount)に使われた曲である。それにはジョン・ボウルズ John Boles とグラディス・スウォートハウト Gladys Swarthout が出演し、スウォートハウトがこれを歌った。
[Here’s That Rainy Day]Here’s That Rainy Day これはジョニー・バークとジミー・ヴァン・ヒューゼンが組んだ曲としては最後の作品で、1953年のミュージカル【Carnival in Flanders】に使用挿入された曲だ。
[Greensleeves]Greensleeves これは英国の民謡で現代まで歌いつがれてきたポップ・ソングである。そのもとは16世紀末の英国で流行した作者不詳の大衆歌謡で、正確にはその百年前あたりから英国北部で歌われたり演奏されてきたものだ。
[Glory of Love]Glory of Love これはウィリアム・ヒルの書いた1936年の作品で、映画、ミュージカルとは関係ない。ベニー・グッドマンの演奏が同年5月にヒット・チャートの一位になり、六週間維持し計15週チャートに入った。
[For You, for Me, Forevermore]For You, for Me, Forevermore これはアイラとジョージのガーシュウィン兄弟が書いた曲で、1947年のミュージカル映画『The Shocking Miss Pilgrim』(20th Century-Fox)に使われた。そのなかではディック・ヘイムズとベティ・グレイブルが歌った。
[Folks Who Live on the Hill]Folks Who Live on the Hill これはハマースタイン二世とジェロウム・カーンの書いた曲で、1937年のミュージカル映画『High, Wide and Handsome』(Paramount)に使われた。
[Five Minutes More]Five Minutes More これはサミー・カーンとジュール・スタインのコンビが1946年に発表した曲で、映画、ミュージカルとは関係ない。がのちにミュージカル映画『Sweetheart of Sigma Chi』(Monogram, ’46)に使われている。
[’Deed I Do]’Deed I Do これはウォルター・ハーシュ作詞、フレッド・ロウズ作曲で1926年につくられた曲だ。ベン・バーニィのオーケストラが吹き込んだものが最初のレコードで、べン・ポラックほか多くの楽団が吹き込んでいる。