[What Are You Doing the Rest of Your Life?]What Are You Doing the Rest of Your Life? ミシェル・ルグランの曲で、アランとマリリンのバーグマン夫妻が作詞して、’69年の映画『The Happy Ending』に使われた。そのサウンド・トラックではマイケル・ディーズ Michael Dees によって歌われた。
[Tuxedo Junction]Tuxedo Junction グレン・ミラーのレパートリィとして有名だが、アースキン・ホーキンズのオーケストラがニューヨークのサヴォイ・ボールルームで演奏し、’40年にヒットさせた曲だ。
[This Love of Mine]This Love of Mine 映画、ミュージカルとは関係なく、フランク・シナトラが作詞し、ソル・パーカーとヘンリー・サニコウラの二人が作曲した’41年の曲だ。トミー・ドースィ楽団時代のシナトラが歌ったヒット曲は多いが、シナトラ自身が作詞しているという点でこれは珍しい曲である。
[There’s a Small Hotel]There’s a Small Hotel ロレンズ・ハート、リチャード・ロジャーズのコンビでつくられた’36年のミュージカル【On Your Toes】に使われた曲だ。そのなかではレイ・ボルジャー、ドリス・カーソンによって歌われた。
[Sweet Georgia Brown]Sweet Georgia Brown 大変有名なスタンダードで、ケネス・ケイスィとメイスィオウ・ピンカードの共作になる’25年の曲だ。ベン・バーニィのオーケストラがレコーディングし、大きなヒットとなったのでベン・バーニィの名もクレディットに入っているが、《歌曲大辞典》にはそれは間違いだと書かれている。
[September Song]September Song マクスウェル・アンダーソンが作詞し、カート・ワイルが作曲して、’38年のミュージカル【Knickerbocker Holiday】に使われた曲だ。そのなかではウォルター・ヒューストン Walter Huston が、歌うよりは語るような調子で鼻声で歌って大変有名になった。
[Rockin’ Chair]Rockin’ Chair ホウギィ・カーマイケルの’30年の曲で、言葉も彼自身が書いている。厳密には’29年にできあがっていて、2月にヴィクターに録音もしたがそれは発売されなかったようだ。
[Prelude to a Kiss]Prelude to a Kiss デューク・エリントンの曲のなかでもとくに粋なものとして知られている曲で、アーヴィング・ゴードンとアーヴィング・ミルズの二人との共作になる’38年の作品だ。
[Out of Nowhere](You Came Along from) Out of Nowhere エドワード・ヘイマン作詞、ジョニー・グリーン作曲で、’31年に映画、ミュージカルとは関係なくつくられている。最初にレコーディングしたのはガイ・ロンバードとロイアル・カナディアンズだが、デッカからでたビング・クロズビィのレコードがヒットした。