[In the Mood]In the Mood サックス奏者のジョウ・ガーランドが、トラディショナルなブルース・ナンバーのラインからメロディをとってつくったと言われる作品で、’39年にインストゥルメンタルとして発表されたものだ。
[I Loves You, Porgy]I Loves You, Porgy ジョージとアイラのガーシュウィン兄弟とデュボウス・ヘイワードがつくったフォーク・オペラ【Porgy and Bess】のなかの曲で、’35年の作品だ。なかではオーディションで選ばれた無名のトッド・ダンカン Todd Duncan、アン・ブラウン Anne Brown らがこれを歌った。
[I Know That You Know]I Know That You Know アン・コールドウェル作詞で、ヴィンセント・ユーマンズ作曲の’26年の曲で、ミュージカル【Oh, Please】に使われ、なかではベアトリス・リリィとチャールズ・パーセル Charles Purcell によって歌われた。
[High Society]High Society 大変よく知られたスタンダード曲で、ダン・スワン、アラン・コウプランド、モート・グリーンが’54年に書いたとクレディットされている。だがこの曲に関しては私には判らないことが多かった。
[For Once in My Life]For Once in My Life ロナルド・ミラー作詞、オーランド・マーデン作曲で’65年に作られた曲だが、’66年にトニー・ベネットが歌ってヒットし、さらに’68年にスティーヴィ・ワンダーが歌って大きなヒットとなった。
[Don’t Take Your Love from Me]Don’t Take Your Love from Me ヘンリィ・ニーモ作の’41年の曲で、映画、ミュージカルとは関係がない。最近はめっきり聴くことが少なくなってきた曲だが、’40年代、’50年代にはかなり多くの人に歌われた曲である。
[Don’t Fence Me In]Don’t Fence Me In コール・ポーター作の’44年のミュージカル映画『Hollywood Canteen』(Warner)に使われた曲で、そこではロイ・ロジャーズ Roy Rogers が歌った。
[Careless Love]Careless Love 有名なトラディショナルで、作者は不明である。ただし《歌曲大辞典》には1840から1895年ごろのあいだに成立したものと書かれていて、’11年に最初の楽譜が出版されている、とある。
[Bye Bye Blues]Bye Bye Blues ハム、ベネット、ロウン、グレイの四人の作になる’30年の曲で、映画、ミュージカルとは関係ない。これはチャールズ・F・ラミス Charles F. Lummis 作詞、ジェイムズ・H・ロジャーズ James H. Rogers 作曲の’12年の曲[The Star]に基づいて書かれたと《歌曲大辞典》にはあるが、その曲についても、そしてどこがどう基づいて書かれたのかについても調べえなかった。
[Baltimore Oriole]Baltimore Oriole ホウギィ・カーマイケル作曲、ポール・フランスィス・ウェブスター作詞の’42年の曲で、映画やミュージカルとは直接関係ない曲だ。が二年後に、ヘミングウェイ原作でカーマイケル自身も出演した映画『To Have and Have Not』(Warner, ’45)のサウンド・トラックに、インストゥルメンタル曲として使用された。