[Love Is Here to Stay]Love Is Here to Stay ガーシュウィン兄弟が’38年のアドルフ・メンジュウ Adolphe Menjou 主演の映画『The Goldwyn follies』(United Artists)のために書いた曲で、そのなかではケニー・ベイカーが歌った。
[Lot of Livin’ to Do, A]A Lot of Livin’ to Do アダムズ、ストラウスのコンビが’60年のミュージカル【Bye, Bye Birdie】のために書いた曲で、そのなかではディック・ゴーティアー Dick Gautier とスーザン・ワトソン Susan Watson が歌った。
[Look for the Silver Lining]Look for the Silver Lining B・G・デスィルヴァとジェロウム・カーンがミュージカル用に書いた曲だが、そのミュージカルは没になり、’19年の【Good Morning, Dearie】に使われた。
[Lady Sings the Blues]Lady Sings the Blues ピアニストのハービィ・ニコルズの書いたメロディにビリー・ホリデイが歌詞をつけてできあがった曲で、’56年の作品だ。彼女はトニー・スコット編曲の七人編成のバンドで同年六月にこの曲を吹きこんでいる。
[It’s Only a Paper Moon]It’s Only a Paper Moon ハロルド・アーレンが曲を書き、ハーバーグがビリー・ロウズと一緒に詩を書いたもので、最初は’32年の【The Great Magoo】という芝居に挿入使用された。
[It Don’t Mean a Thing (If It Ain’t Got That Swing)]It Don’t Mean a Thing (If It Ain’t Got That Swing) エリントンが作曲し彼のエージェントのミルズが作詞した曲で、’32年の作品だ。彼の多くの作品と同様に、この曲も元もとはインストゥルメンタルとしてつくられたが、歌詞がつけられてヒット・ソングとなった。
[Indian Summer]Indian Summer 元はヴィクター・ハーバートが’19年のオペレッタ【The Velvet Lady】に書いた曲で、彼の死後15年ほどたってアル・デュビンが歌詞をつけ、ヒット・パレイドに登場した曲だ。
[Ill Wind]Ill Wind ケーラーとアーレンのコンビが’34年のコットン・クラブのショウに書いた曲で、そのなかではアデレイド・ホールが歌った。元もと[Stormy Weather]の続編のように意図され、同じぐらいのヒットを当てこんでいたのだが、それほどのヒットにはならなかった。
[I Surrender, Dear]I Surrender, Dear ゴードン・クリフォードとハリー・バリスが’31年に書いた曲で、ビング・クロズビィが歌ってヒットした。またこれはケイト・スミス、ガイ・ロンバードもレコードを出して成功している。
[I Let a Song Go Out of My Heart]I Let a Song Go Out of My Heart ’38年にエリントンが書き、ミルズ、ニーモ、レドモンドの三人が歌詞をつけたもので、エリントンの曲としては初めてヒット・パレイドに登場し、’39年5月には一位に登った。