[I Got It Bad (and That Ain’t Good)]I Got It Bad (and That Ain’t Good) ウェブスター作詞、エリントン作曲の’41年の作品で、ブロードウェイではなく西海岸(L.A.)で上演された黒人ばかりのレヴュー【Jump for Joy】に挿入され、アイヴィ・アンダーソン Ivie Anderson がエリントン楽団の伴奏で歌った。
[If I Had You]If I Had You この曲は英国のソング・ライター・ティームのコネリーとキャンベルに、テッド・シャピーロが加わって三人でつくったもので、映画、ミュージカルとは関係ない’28年の作品だ。
[Hallelujah I Love Her So]Hallelujah I Love Her So レイ・チャールズの’56年のヒット曲で、映画やミュージカルとは関係ない。彼のR&Bのヒット曲としては初期のもので’59年のビッグ・ヒット[What’d I Say?]に較べればそう大きなヒットではなかった。
[Ghost of a Chance, A]A Ghost of a Chance (I Don’t Stand a Ghost of a Chance with You) ビング・クロズビィとネッド・ワシントン作詞、ヴィクター・ヤング作曲の’32年の作品で、映画やミュージカルとは関係のない曲だ。
[From This Moment On]From This Moment On これは’50年のミュージカル【Out of This World】にコール・ポーターが書いた曲で、ニューヨーク近郊のトライアウトの段階ではプリシラ・ジレット Priscilla Gillette とウィリアム・アイス William Eythe がこれを歌った。
[Fine and Dandy]Fine and Dandy ポール・ジェイムズとケイ・スウィフトが’30年のミュージカル・コメディ【Fine and Dandy】に書いたもので、そのタイトル・ソングとなった。
[Falling in Love with Love]Falling in Love with Love ロレンズ・ハートとリチャード・ロジャーズが’38年のミュージカル【The Boys from Syracuse】に書いた曲で、そのなかではミュリエル・アンジェラス Muriel Angelus が歌った。
[Falling in Love Again]Falling in Love Again マレーネ・ディートリッヒ、エミール・ヤニングス主演の’30年のドイツ映画『The Blue Angel 嘆きの天使』の主題歌で、その映画の音楽を担当したフレデリック・ホランダーが作詞、作曲している。
[Easy Living]Easy Living リーオ・ロビン作詞、ラルフ・レインジャー作曲で’37年の映画『Easy Living』に挿入された曲である。この映画はジーン・アーサー、エドワード・アーノルド主演のロマンティック・コメディで、興行成績はよくなかったものの、New Yorker など雑誌の評は悪くなかった。
[Day in, Day Out]Day in, Day Out ルーブ・ブルームが作曲し、ジョニー・マーサーが作詞した’39年の曲で、映画やミュージカルとは関係ない作品だ。この題名は[Day in ─ Day Out]と綴られているものもある。