[Night in Tunisia, A]A Night in Tunisia 言わずと知れたディズィ・ガレスピの曲で、ピアニストのフランク・パパレリとの共作になっている。バップ・テューンの代表的なもので、ガレスピがアフロ・キューバン・リズムに傾倒し始めていたときの作品だ。
[My Old Flame]My Old Flame アーサー・ジョンストンとサム・コズロウが’34年の映画『Belle of the Nineties』に書いた曲で、この映画にはメイ・ウェスト Mae West とデューク・エリントン楽団が出演した。
[My Man’s Gone Now]My Man’s Gone Now デュボウス・ヘイワードとジョージ・ガーシュウィンが’35年につくったフォーク・オペラ【Porgy and Bess】のなかの曲で、なかの登場人物セリーナを演じたルビィ・エルズィ Ruby Elzy がこれを歌った。
[Man I Love, The]The Man I Love この曲はジョージとアイラのガーシュウィン兄弟が’24年のミュージカル【Lady, Be Good!】に書いたもので、なかではフレッド・アステアの姉アデール・アステア Adele Astaire がオウプニングで歌うことになっていた。
[Little White Lies]Little White Lies これは映画やミュージカルには関係なく、ウォルター・ドナルドソンがガイ・ロンバード Guy Lombardo のために書き、ロンバードと彼のロイアル・カナディアンズ Royal Canadians がレコードにしてヒットした。
[Limehouse Blues]Limehouse Blues これは英国のソング・ライター・ティームのダグラス・ファーバーとフィリップ・ブレアムが’22年のレヴュー【A to Z】に書いた曲で、そのなかではテディ・ゲラード Teddie Gerrard が歌った。
[Just in Time]Just in Time コムデン、グリーン作詞、スタイン作曲で、’56年のミュージカル【Bells Are Ringing】に挿入された曲で、そのなかではスィドニィ・チャップリンとジュディ・ホリデイが歌った。
[I’ve Got the World on a String]I’ve Got the World on a String ケーラーとアーレンのコンビが’32年にコットン・クラブのショウ【Cotton Club Parade】に書いた曲で、そのなかではエイダ・ウォード Aida Ward が歌った。
[I’ll See You in My Dreams]I’ll See You in My Dreams ガス・カーン作詞、アイシャム・ジョーンズ作曲で’24年に映画、ミュージカルとは関係なくつくられた曲で、ジョーンズのバンドがこれを演奏してヒットした。
[I’ll Get By (as Long as I Have You)]I’ll Get By (as Long as I Have You) ターク作詞、アーラート作曲の’28年の曲で、’20年代の終りのヒット・ソングとなり、楽譜もレコードもミリオン・セラーとなった。