[Let’s Fall in Love]Let’s Fall in Love ケーラーとアーレンの二人の最初の映画の仕事となった’34年の映画『Let’s Fall in Love』の主題歌で、映画ではアーサー・ジャレット Arthur Jarrett、アン・サザーン Ann Sothern によって歌われた。
[Let Me Call You Sweetheart]Let Me Call You Sweetheart ウィットソンとフリードマンによる’10年の作品で、アメリカの人びとに愛されてきたバラード(ワルツではあるが)のなかでももっとも古い曲である。
[Johnny Guitar]Johnny Guitar ’54年の映画『Johnny Guitar 大砂塵』の主題歌で、ペギー・リー作詞、ヴィクター・ヤング作曲だが、映画のなかでもペギー・リーの歌が流れた。
[I’ve Found a New Baby]I’ve Found a New Baby ジャック・パーマーとスペンサー・ウィリアムズの’26年の有名な作品だが、特定の映画やミュージカルとは関係なくつくられている。この二人のコンビではもう一曲[Everybody Loves My Baby]がある。
[I’m in the Mood for Love]I’m in the Mood for Love フィールズ/マクヒューのコンビは’27年から三年間コットン・クラブの仕事をするが、それを終えて’30年代に入ってミュージカルに映画にと傑作を次つぎと発表し始める。
[It Must Be Him]It Must Be Him 原曲はジルベール・ベコーのつくったシャンソンで、英詩はマック・デイヴィドが書いている。シャンソンとしてもヒットしたし、英詩がつけられてまたヒットした。
[I Could Have Danced All Night]I Could Have Danced All Night ラーナー/ロウのコンビが’56年のミューズィカル【My Fair Lady】のために書いたもので、ミューズィカルではジュリィ・アンドルーズが、映画ではオードリー・ヘプバーンが(マーニ・ニクソン Marni Nixon の吹き替えで)歌った。
[Heart and Soul]Heart and Soul ホウギィ・カーマイケルは’37年にソング・ライティング・スタッフとしてパラマウント映画社に入ったが、そこでフランク・レッサーとつくったものの一つがこの曲で、翌年の短編映画『A Song Is Born』に挿入された。
[Gee Baby, Ain’t I Good to You?]Gee Baby, Ain’t I Good to You? サックスの万能奏者で歌も歌い、バンド・リーダーで作編曲もやっていたドン・レッドマンのつくった曲で、作詞はアンディ・ラザフとレッドマンが共同でやっている。