[Please Be Kind]Please Be Kind サミー・カーンとソール・チャップリンが1938年に書いた曲で、ミュージカルや映画とは関係ない。カーンとチャップリンは’34年ごろから一緒に曲を書きはじめ、’35年からヴァイタフォン Vitaphone という、今ならミュージック・ヴィデオのような短編音楽フィルムを作っていた会社に曲を書いていた。
[Anniversary Song, The]The Anniversary Song アル・ジョルソンの最初の伝記映画『アル・ジョルソン物語 The Jolson Story』(1946)のなかに挿入された曲で、彼が主演のラリー・パークスに吹き替えて歌った。作詞はソール・チャップリンで、クレディットには彼とジョルソンが名を連ねている。
[Until the Real Thing Comes Along]Until the Real Thing Comes Along 普通カーン、チャップリン組の作として言及されるが、上記のようにホリナー、ニコルズ、フリーマンも加えて五人の作品として’36年につくられている。
[Dedicated to You]Dedicated to You これは作詞家サミー・カーンがまだ無名のころの初期の作品で、ソール・チャップリンとハイ・H・ザレットとの共作になっている。ミュージカル、映画に関係なく、1935年につくられた。
[Bei Mir Bist du Schön]Bei Mir Bist du Schön この曲は’33年のイディッシュ語のミュージカル・コメディのためにジェイコブスとセクンダのユダヤ人二人組が書いたもので、普通ならそのままアメリカのユダヤ人社会のなかで埋もれて終ってしまっているところだった。