[Dedicated to You]Dedicated to You これは作詞家サミー・カーンがまだ無名のころの初期の作品で、ソール・チャップリンとハイ・H・ザレットとの共作になっている。ミュージカル、映画に関係なく、1935年につくられた。
[Be My Love]Be My Love サミー・カーンとニコラス・ブロツキィの’49年の作でマリオ・ランザ Mario Lanza のレコードがヒットしたが、その翌年、MGM映画『The Toast of New Orleans』に挿入され、そこではマリオ・ランザとキャスリン・グレイソンが歌った。
[Call Me Irresponsible]Call Me Irresponsible もとはフレッド・アステア主演でつくられることになっていた’55年の映画『Papa’s Delicate Condition』のためにカーン/ヴァン・ヒューゼン組が書いた曲だが、これは実現せず、’63年にジャッキー・グリースン Jackie Gleason 主演で同題名でつくられ、グリースンがそのなかで歌った。
[Bei Mir Bist du Schön]Bei Mir Bist du Schön この曲は’33年のイディッシュ語のミュージカル・コメディのためにジェイコブスとセクンダのユダヤ人二人組が書いたもので、普通ならそのままアメリカのユダヤ人社会のなかで埋もれて終ってしまっているところだった。
[Time After Time]Time After Time この曲は1947年の映画『It Happened in Brooklyn』のなかでシナトラによって歌われたが、当時ジミー・ドースィ、トミー・ドースィ、テディ・ウィルソンのそれぞれのオーケストラでレコーディングされ、以後多くの人に歌われて、今はもうお馴染みの曲になっている。
[Second Time Around, The]The Second Time Around サミー・カーンとジミー・ヴァン・ヒューゼンによる曲で、’60年の20世紀フォックス映画『High Time』に挿入された。そこではヘンリー・マンスィーニ指揮のオーケストラでビング・クロズビーが歌い、アカデミィ主題歌賞にノミネイトされたが、賞は[Never on Sunday]に取られている。映画のなかでクロズビーが女装する場面があって、その場面とこの歌の二つ以外にいいところなしと評されるほど、これは失敗作だった。
[Teach Me Tonight]Teach Me Tonight これはサミー・カーンとジーン・ド・ポールが組んだ最初の作品で、’54年の曲である。当時カーンは映画会社のワーナーに所属していて、そこのスタジオでド・ポールとこの曲を書いた。
[It’s Magic]It’s Magic この曲はサミー・カーン作詞、ジュール・スタイン作曲で、’48年の映画『Romance on the High Sea』(Warner)に使われた。そのなかでは主演のジャック・カーソン Jack Carson とドリス・デイが歌い、ドリス・デイのコロンビアのレコードがミリオン・セラーとなった。
[All the Way]All the Way これはカーンとヴァン・ヒューゼンの二人が’57年の映画『The Joker is Wild 抱擁』に書いた曲で、そのなかで主演したフランク・シナトラが歌った。そしてアカデミィ主題歌賞をもらい、シナトラのレコードはミリオン・セラーとなった。
[I’ve Heard That Song Before]I’ve Heard That Song Before これはサミー・カーンとジュール・スタインが一緒につくった最初の曲で、1942年の作品である。そして同年のミュージカル映画『Youth on Parade』(Republic)に使われ、なかではボブ・クロズビィ楽団が演奏した。