[All the Things You Are]All the Things You Are ジャズのスタンダードとしてはトップの方に位置する、大変有名な曲だ。ただ、たいていは演奏でそれもごく速いテンポで奏されるものとして、知られてきたと思う。歌としてはその内容からもゆっくりとしたバラードでしか歌いようのない曲である。
[Can’t Help Lovin’ Dat Man]Can’t Help Lovin’ Dat Man これはハマースタイン二世とジェロウム・カーンがミュージカル【Show Boat】に書いた曲で、’27年の有名な作品だ。なかではヘレン・モーガン、ノーマ・テリス Norma Terris、ハワード・マーシュ Howard Marsh らが歌った。
[When I Grow Too Old to Dream]When I Grow Too Old to Dream これはオスカー・ハマースタイン二世作詞、スィグマンド・ロンバーグ作曲で、1935年の映画『The Night Is Young』(MGM)に使われ、非常に有名になったワルツである。そのなかではイーヴリン・レイ Evelyn Laye によって歌われた。
[Song Is You, The]The Song Is You これはハマースタイン二世作詞、ジェロウム・カーン作曲で1932年のミュージカル【Music in the Air】に使われた曲だ。そのなかではテュリオ・カーミナティ Tullio Carminati とナタリィ・ホール Natalie Hall がこれを歌った。
[It Might As Well Be Spring]It Might As Well Be Spring これはハマースタイン二世とリチャード・ロジャーズのコンビで1945年につくられ、ミュージカル映画『State Fair』(20th Century-Fox)に使われた曲である。この二人の仕事には『South Pacific』やら『The Sound of Music』などミュージカル映画が多いのだが、いずれもミュージカルの映画化であって、オリジナルのミュージカル映画ではない。『State Fair』は彼らの唯一のオリジナルのミュージカル映画で、そう言われてみると意外に感じる人もいるはずだ。
[Hello Young Lovers]Hello Young Lovers ロジャーズ/ハマースタインのミュージカル【King and I 王様と私】のために書かれた曲で、1951年の作品である。舞台ではユル・ブリナーとガートルード・ローレンスが主演し、その映画化『King and I』でもブリナーがデボラ・カーと演じ、この曲は両方で使われた。
[Softly as in a Morning Sunrise]Softly as in a Morning Sunrise オスカー・ハマースタイン二世作詞、スィグマンド・ロンバーグ作曲で、1928年のオペレッタ【The New Moon】に入れられた曲で、そこではウィリアム・オニール William O’Neal が歌った。
[Sound of Music]Sound of Music ロジャーズ・アンド・ハマースタインのコンビの曲で、1959年の11月16日に始まったブロードウェイ・ミュージカル【The Sound of Music】の主題歌として使われた。そのなかでは主演のメアリィ・マーティンがこれを歌った。
[Who?]Who? オットー・ハーバックとオスカー・ハマースタイン二世が作詞し、ジェロウム・カーンが作曲して、1925年のミュージカル【Sunny】に使われた曲である。そのなかではマリリン・ミラーとポール・フローリィ Paul Frawley が歌った。
[Surrey with the Fringe on Top, The]The Surrey with the Fringe on Top リチャード・ロジャーズの作品で、作詞はロレンズ・ハートのあとを受けたオスカー・ハマースタイン二世が担当し、1943年のミュージカル【Oklahoma】に使われた曲である。そのなかではアルフレッド・ドレイク、ジョウン・ロバーツ、ベティ・ガード Betty Garde らによって歌われた。